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どうぶつ帖

ephemera note 02

写真・文・装幀/​加藤郁美

発行/倉敷意匠計画室


 

刊行/2010/04/26

判型/四六判正寸

総頁/33ページ

定価/本体1200円+税

内容→

全頁プレヴュー→

 

倉敷意匠 web shop→

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「どうぶつ帖」の企画は、作夏、倉敷意匠計画室の
田邉信輔さんとお会いしたときに、
生きものをめぐる22人の作り手たちの物語
のための倉敷意匠計画室さんと月兎社の
コラボということでうまれました。
「物としての本の魅力」を考えてくださる
田邉さんのお力添えで、
大好きな「角背・カバーなし・真四角本」を
ぬいぐるみどうぶつの住み処にできて
とってもうれしいです。
(昔っから真四角本フェチなのだ。真四角最高!)。

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「生きものをめぐる22人の作り手たちの物語」には、のしごとについてのエッセイも書かせていただきました。じぶんが本づくりでめざしていることとが半分、もう半分は「どうぶつ帖」のメイキング写真図解?です。


印刷をしていただいた三永印刷さんと
製本をしていただいた小高製本さんで
本作りの工程を撮影させていただいた、
本の現場をご覧いただけます。
「こひつじ・オン・ザ・ベルトコンベヤー!」
とか、絵的にもけっこうおもしろいのだ!


ふたつの工場にうかがって、
自社の技術に自信をもって
生き生きとしてらっしゃる三永印刷の
佐藤雅洋さんや小高製本の川島義孝さんの
笑顔を拝見し、稼働する工場ラインの
リズミカルな音にからだをゆらしていたら、
「やっぱり紙の本いいなあ!」
「まだまだ大丈夫!」と元気が湧いてきました。


「どうぶつ帖」の本文用紙は「b7」という
紙で、厚みと張りがあって、インキののりのよい新開発の紙です。この紙を製造している日本製紙・石巻工場は、今回の震災・津波で甚大な被害をうけ、現在復興のためにがんばってらっしゃるところです。幸い社宅は高台にあっためご無事とのこと、いちにちも早い操業開始をお祈り申し上げます。

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月兎社特装版は、毛糸のポンポン付きでした。
モフ本にモフ玉つけたい一心の企画?です!

「シガレット帖」「どうぶつ帖」の刊行時には、京都・恵文社一乗寺店さん、MUJI BOOKS 銀座松屋
さん、MUJI BOOKS 新宿さんでフェア・イベントをしていただkました。みなさま、ありがとうございました!

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